羊水過多症入院記録

第二子妊娠中、羊水過多と診断。それの記録として。

入院の日

ついにやってきました入院かどうか決まる日。

その転院先は車で片道2時間半。

朝一番に息子を幼稚園に預けて出発しました。


車内はなんとなく緊張感に包まれた感じ。

夫もなんか緊張するねーって。

音楽もテレビもつけずに目的地まで行きました。

もちろん入院準備をしてきてねと言われたので、荷物も車に積んでます。


この日の朝、息子に

「2人とも気をつけて行ってきてね。事故しないようにね」と😭

その後車に乗せた時に

「パパと2人でも寂しくないから大丈夫だよ。3人(ママも入れて)でも寂しくないけど。」

って…。

もう朝から泣きそうでした。

ただ決まったわけじゃないので泣くわけにもいかずグッと堪えました。


この日は天気も良くドライブ日和でした。

久々に夫と2人ドライブが出来てちょっと楽しかったです。

私は今思うと口数が少なかったなと。。

今も電話が来ますが寂しいのと不安で口数は少なめですが。。


そして目的地に到着。

とても綺麗な病院で、看護師さんもみんな優しく安心できる感じでした。

問診票やら何やらたくさん書かされ、1時間ぐらい待って診察。

エコーが30分以上ありました。

とにかく長くてきつい💦

他の先生にもみてもらったので辛い辛い。


ただ長めにエコー見てもらったんですがこの時は異常は見つけられなかったそうです。

そこで他の可能性を挙げられました。

一つはダウン症、もう一つは染色体異常。

その中でも18トリソミーは生まれた後長生きできないという話をされました。

頭にカナヅチが降ってきたようでした。


診察が約1時間かかり、終わってから夫に連絡。

こういう可能性もあるって話をしました。

あと入院管理しましょうという事にもなりました。

この羊水の量でお腹の大きさだと日常生活に支障をきたすので。


そのあとは、血液採取、血管確保(めっちゃ痛かった。これ4日ごとに交換するとか泣きそう)、心電図、レントゲンを撮り終わり、旦那さんを呼んでくださいという事で一緒に話を聞きました。


話を聞く前に染色体検査やる?8万円だって。

やるなら羊水除去した時に余った羊水を使ってやるみたい。

という話をし、やっといた方がいいんじゃないって話になりました。

そのあと医者から諸々の説明がありました。


出産方法は帝王切開

羊水過多だと陣痛の際に胎盤剥離や臍帯脱出が懸念されるため帝王切開が一番安全な方法だと。

ただ羊水が増え過ぎているので出血多量になる場合もあると告げられました。


そして胎児の異常の可能性の話。

染色体検査やりますか?と、いざ医者に聞かれると夫は、その結果を聞いた時に

「妻が産むまでそれを抱え込むんだとしたらやらない方がいいかなと思いました。」

と言ってくれて私は泣きそうになりました。


色々お話をしたあと入院の手続き。

MFICUという部屋にまずは2週間入ってもらいますと言われました。


夫に荷物を持ってきてもらい、そしたらまたねと言ってお別れ。

そのあと涙がボロボロこぼれました。

思い出すだけでも泣く。

看護師が忘れものを取りに振り返り、私も一緒に振り返るとまだそこに夫が。

もう堪えきれずに涙ドバーでした。


エレベーターを上がって、案内してくれた看護師さんがナースステーションの前で

本日から入院になります〇〇さんです!って紹介されて私は涙ボロボロで恥ずかしさMAXでした(笑)


入院生活の始まりです。

まずはパジャマにお着替え。

すぐにリトドリンを入れた方がいいと言われたのでそのあと看護師さんを呼んで点滴開始。

割とすぐに手の震えと動悸に襲われました。


晩御飯を食べますが半分しか食べられず。

副作用なのか吐き気もすごくこの日は寝て起きてを繰り返し流石にもう朝かなと思ったらまだ2時前…

そのあと1時間おきに寝れたかなという感じでした。